ちょっと再開、そして再会

 

 何かを残しておこうと思って、以前作ったこのはてなブログを久し振りに開いた。

 最初に作ったときの目的と違っているけれど、これからは普通に、今のこと、過去のこと、何を思っているのか、何を感じたのか、というのを書き留めておこうかと思っている。

 たぶん、そんなに面白いことを書くつもりも、書けるとも思えないけれど、できるだけ残しておくつもりだ。まぁ飽き性の僕がどこまで続けられるかはわからないけれど(笑)

 

 こうして書こうと、思ったのは、とある人と再会したからだ。

 僕は彼女と話をすると、なぜだろう、言葉が溢れてくるような気がするのに、伝えたいこととか言わなきゃいけないこととか、うまく言えない。それを好きというのならばそうなんだろうけれど、よくわからない。

 

 

 ずいぶん久し振りに彼女から連絡が来たのは、五月三日だ。

 今は一週間ほど時間が経った。幸せな一週間だと思えるし、「もう一週間?」と思う反面、「まだ一週間なんだ」とも思う。時間って不思議だね。

 僕は、彼女の言葉を見たときに、

 あぁ、人生ってのは皮肉なものだな

 と最初に思った。

 どこかで、僕の世界を作った存在、僕は神様がいるとは思わないけれどこの世界を誰かが作ったとは思っている、その創造した存在が面白くさせるために、そういう状況を創造したんじゃないのかなって思うところがあった。

 だから、僕は彼女の言葉に反応することに躊躇い、苦笑いしていた。

 

 とても残酷なんだろうね

 僕の見ている世界も

 僕に与えられている世界も

 

 僕は世界を皮肉なものだと思いながらも、極力それを受け入れるようにして生きていた。運命ってのは、受け入れてみないとわからないものだと思っているからだ。

 

 それが、彼女と再会した時の、僕の状態だった。

 だから、彼女が言っていることが理解できなかったのかもしれない。

 彼女は、

「私のことまだ好きですか?」

 と僕に聞いた。