君がいる世界

 

 いつだったか、夢見た世界が今やってきているのだと思う。

 僕は、毎日を必死に色付けようと、試しながら過ごしていた。そのことを評価する人もいれば、懐疑的な目で見る人もいる。いろんな人がいる。それは、当然のことで、人はみんな違っていて、みんな正しい。

 ひどく現実的に世界を見つめて、見つめ続けていると、今までくすんでいた世界が、何だか、とてもキラキラと輝いているように見えた。そこは、人間関係がとても希薄で、いままで僕が住んでいた世界とは違っていた。

 そういう世界に最初は戸惑い、自分の考え方は古いんだと感じたりもした。だからといって、そこで立ち止まっているほど、僕は無関心ではなかったので、生き方を変えることにした。

 

 ある人たちによると、僕の特性は、人たらし、だそうだ。

 

 それは、現実世界では、誰かにとっては羨ましいと思う状況を作りだすことができる能力なのだと思うが、僕にとっては、ただの面倒くさい状況が無意識のうちに自分のせいでやってくるという感じだった。

 だから、僕は、できるだけ、他人を近づけることをしなかった。

 

 今日も中途半端だけど、このへんで書くのをやめます。

 さよならー。